「切り絵×ポエム」大企画　第2弾　展覧会の記録【更新版】 | 京都のshimesheepがオリジナルデザインの切り絵の特集を紹介いたします

こちらは、「カレイドスコープ」という題名の詩の挿絵です。

目紛しく煌びやかに変化する大人の世界を万華鏡に例えた作品だと解釈し、幾何学的な模様と鮮やかなマスキングテープの着色を施しました。

不思議さ、非現実感も出したいと思い、あえて白いベースで輝きを強調しました。まだ背景は決めていないので、これからのお楽しみです。

夫婦の食卓を表現した、こちらの切り絵。目刺しがそれぞれに1匹ずつと決して裕福とはいえない家計ということが見受けられますが、俳句の内容から「小さな幸せ」を感じましたので、あたたかみのある絵を描きました。

目刺しは、上下全く同じかたち、同じサイズです。切り絵ならではの紙を重ねて切るという方法を使っています。

「おめでとうございます！」という詩の作品です。オカリナをモチーフとした華やかな切り絵。

詩の内容としては、ひとり優雅にオカリナを引いていた男性が、結婚式場からの大移動を偶然見かけ、祝意を示そうと、次々に曲を演奏しはじめる、といった情景が描かれています。

人と人とのつながり、幸せな気持ちが人のこころを動かすことを歌っていると感じた、ステキな詩です。

オカリナの上部に「congratulation」という文字をあしらい、おめでたい桜の花を描きました。

ポップで楽しい気持ちになれる詩なので、そんな世界観に合わせました。