「切り絵と詩」展覧会を開催
ありそうでなかった詩と切り絵のコラボ
和楽2021の展覧会でアマチュア詩人さんの作品
に私の切り絵作品を挿絵として納品させていただきました。

和楽2021とは?

毎年、全国のどこかの展示場で開かれる美術・文学、書写などの総合芸術の展覧会で、今年は兵庫県、イーグレひめじで催されます。昨年は、金沢21世紀美術館でした。今年は詩の分野は、切り絵とのコラボということで、イベント企画会社様からオーダー頂き、作品を製作させていただきました。

作品の紹介

サンプル

少女と少年

詩題「自分のことばで」

こちらは、青春の1ページを描いたような詩だったため、爽やかで初々しさのある作品に仕上げました。

詩の内容から二人は恋人ではないことがわかるのですが、少年が少女の手をひくしぐさがちょっとした恋心を匂わせます。

詩の作中にはない情景も絵をでは表現しようとしたとこもこの作品でこだわったところです。

 

 

存在

桜の木と青空

詩題「存在」

桜を下から見上げたときの景色、桜の淡いピンク色と空の青色、アングルへのこだわりと立体感のある黒の濃さにこだわっています。

桜を下から見上げたときの遠近感を切り絵表現することが難しいですが、黒い紙の部分を影として、陰影を強く表現することにより、立体感をだしています。

背景の水色の和紙は、「自分のことばで」と同じ青空の和紙を使用しております。

へミス

古来インドのお祭り

詩題「へミス僧院の祭り」

インド最北部ラダックにあるへミス僧院のお祭りの情景を描いた作品です。民芸、舞踊系の絵は切り絵の懐かしい空気感にマッチし、とても相性がいい題材のひとつであります。

マスキングテープをあしらい、単色の彩色だけでなくカラフルな色合いにすることで、にぎわいを表現しております。この作品だけ、背景の色を有彩色の山吹色にしたのもその理由です。

弓矢と的

詩題「目的」

この詩を切り絵で表現するのは、とても難解でしたが、弓矢と的をモチーフとすることで、人生に何かの希望をもって生きる作者の力強さを表現できたかと思います。矢はそれぞれ違う方向に向かい、矢ひとつひとつが人の進む道を指しています。固い意志こそ目的をつくり、進むべき方向に向かって真っすぐ突き進みます。

この詩は作者の決意をほのめかす内容にもなっており、とても考えさせられました。

 

※詩の内容は後日を予定していましたが、それぞれの詩の作者の公表許諾が難しいため、公表は見送ります。

ぜひ会場に足をお運びいただきご覧いただければと思います。

展覧会の開催はいつから?

展覧会は2021年7月17日(土)~19日(月)を予定しています。詳細は後日発表します。3連休ですので、この機会にぜひ足をお運びください。

ACCESS

京都市で切り絵の通販を行うshimesheepのアクセス情報です

京都市でオリジナルデザインの切り絵を販売するshimesheepは、多くのお客様から世界に一つだけの美しいアートを購入いただいている実績があります。詳しいアクセス情報を掲載しておりますので、ぜひご予約の上、足をお運びください。
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